川端茂の死2008.01.05 Saturday/16:22

 あけましておめでとうございます。ことしも精一杯ブログを書いていきたいと思います。どうぞよろしく。
 さて、今年最初の話は、誠に申しわけありませんが,訃報です。
 かつて、ビートルズが日本にやってきたとき、私は仲間と一緒に、「ビートルズ・レポート」という雑誌を作りました.当時あった「日本車社」という出版社から刊行した。ともに作業をしたのは、竹中労、森田潤、そして川端茂だった。とうじ川端は、音楽の友社の社員だった。だが、川端も、東京中日スポーツの記者だった森田も、報知新聞記者だった私も.その立場とは別に、それぞれが、一人のジャーナリストとして、ビートルズの来日に賭けた記事を作った.その本は、営業的には成功したとはいいがたい。しかし、ジャーナリズムの世界では、まぎれもなく、高い評価を得た。そのことは、私も含めて、その本にかかわった人間たちの誇りである。
 その「ビートルズ・レポート」をプロデュースし、一緒に仕事をしたのが、川端茂だったのだ。川端は、ある意味で、音楽評論という仕事をする意味で、もっとも重要な友人だったといえるだろう。つくづく、昨夜話したのだけれど、川端の死は、筆者にとって、かつての充実した日々の終わりだったかもしれないとさえ思う。多分、多くの読者たちは川端という名前に、具体的な感慨はないかも知れないが、音楽評論家としては、川端は阿まぎれもなく一流だったといえる。新年早々、訃報を伝えなけばならなかったけれど、川端の死は、やはりどうしても伝えたいと思う。

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このページは、伊藤強が2008年4月20日 14:54に書いたブログ記事です。

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