きのこの種類38
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046カワラタケ(サルノコシカケ科カワラタケ属)Trametes versicolor、異名 Coriolus versicolor ↓ここをクリック
薬酒
乾燥
 癌の特効薬と言われるサルノコシカケ、その最上位がこのキノコである。サルノコシカケと言ってもたくさんあるが、その薬効成分もさまざまだ。山菜等をたくさん並べている道の駅とか観光みやげ店などで、大小のサルノコシカケを見かける事があるが‥問題は薬効成分をキープしてるかどうかの点である。サルノコシカケ科のキノコは強靭で腐りにくく、枯死しても3,4年そのままの外観を保つため、賞味期限ぎれの見分けができてないケースが多いのだ。生きて生長中のものをとって、かならず傘うらを上にして乾燥させる事がポイント。「写真に参照」サルノコシカケ科カワラタケ属を代表し、薬用効果のもっとも高い種であるカワラタケは、ありがたいことに大変身近なキノコといえよう。春から秋、広葉樹、針葉樹の切り株や倒木などに重なりあって群生する。一年生のキノコだが枯死したあともそのままの外観を保つ。なので傘うらをよくチェックして明るい白色のものをゲットしなければならない。傘は半円形、扇状で質は薄いが強靭、表面の色は変化に富むが黒瓦ふうで濃淡の同心紋と微毛がある。肉は白色、管孔面は白色から褐色を帯びてゆく。せいぜい薄い褐色に変化し始めるまでが採集どき。傘の径、3〜7センチ。乾燥後2ヶ月以上保存する時には電子レンジや蒸し器で熱殺虫する事。これは虫の卵などを駆除するため。煎じて使用する場合は1日7グラムくらいを裂いて煎じ、回数多く分けて服用する。私は焼酎に漬け込むのだが、この場合は一ヶ月くらい漬け込めば良い。好みに応じて砂糖を入れると飲みやすい。コフキサルノコシカケとともに並び称されるが、お手軽にゲット出来る事からもカワラタケは東の横綱に推挙したい!重い病気でカワラタケを試してみたい人に‥先着2、3人くらいまで差し上げます。
(料理法保存方法は多野亮先生のご指導を得ています。)ご希望の方はブルースカイまで
047カイガラタケ(サルノコシカケ科)Lenzites betulina ↓ここをクリック
 薬用キノコの仲間では大衆的な面ではトップクラス。その名前の通りカイガラに似ている。どこにでも普通に見られるキノコだが、サルノコシカケ科のキノコは採りどきが肝心だ。それはこの仲間のキノコの有効成分が多糖体という物質で、生きている時には問題ないが、枯死した時点から雨水によって多糖体は外に流れ出てしまう。キノコ自体はその外観を3〜4年も保つのだが、中身はもぬけの殻である。これでは百害あって一理なしとなりかねない。私はいつも漢方薬を語るとき、正しい処理がなされているのかが懸念されるのである。キノコ採りの人逹が生きているキノコを見きわめているか?乾燥処理は適切か?そしてそれらのキノコを仕入れる業者は正しいチェックができてるか?やはり自分自身で採集、そして処理するのがベストではある。サルノコシカケ科カイガラタケはアラゲカワラタケに似ているが、傘うらがあらめのヒダである。春〜秋おもに広葉樹の切り株や倒木枯れ木に重なりあって群生。傘の径3〜10センチ、厚さ1センチ前後、半円形、貝殻状の同心紋があり、あらい短毛が密生。傘うらはヒダがあらく白色、黄白色、後にネズミ色になる。白色で生きて生長中のものを採集する事が大切だ。乾燥処理はかならず傘うらを上にして乾燥させる。煎じて用いる場合は1日20グラムを2分の1に煎じて服用。薬酒は焼酎1.8リットルに2分の1の量を漬け、砂糖は好みで大さじ2杯くらいが目安。1ヶ月漬けてから使用する。(料理法保存方法は多野亮先生のご指導を得ています。)
048テングタケ(ハラタケ目テングタケ科テングタケ属)Amanita pantherina (DC.ハ: Fr.) Krombh. ↓ここをクリック
 毒キノコの代表というより、キノコの代表というべきだろう!世界中の絵本、アニメ等に描かれるキノコはたいがいベニテングタケとこのキノコであろう。その理由はその外観にある。きれいな茶色に白いイボイボを乗せた風貌はひときわ目立つ。テングタケに似たキノコはテングタケダマシ、ドウシンタケ、テングツルタケ、ガンタケ等、けっこうあるがテングタケは色彩がひときわ際立ち、また大型である。かわいい幼菌時から傘が開く前までの変化には愛嬌たっぷり!テングタケに出逢えたら初めての方はきっと不思議な感動をおぼえるだろう。毒キノコながら致命的ではなく中級クラス、毒とともに大変な旨味を合わせ持つ。フグに通じるイメージかも‥私の故郷山形ではツルタケの愛称で毒ぬきして食用にしたらしい。その方法は‥茹でこぼし、水にさらし、塩漬けし、3ヶ月して用いる。非常に珍味であるがこの処理は難しい。私も猟師に一度ご馳走になったのみ、自らは試みてない。夏から秋、広葉樹、雑木林に発生。傘の径6〜25センチ、初め球形、のち丸山形から扁平に開く。色は茶色、茶褐色、灰褐色で傘上に白いイボイボを乗せる。茎の高さは8〜30センチ、太さ1〜3センチ、白色で白い膜質のツバがあり、根元は膨らみ環状がある。毒成分はムスカリン、ムッシモール、中毒すると悪寒、下痢、吐き気等消化器の症状また、副交感神経に作用して心臓障害も起こす。
(料理法保存方法は多野亮先生のご指導を得ています。)
049コシロオニタケ(テングタケ科テングタケ属)A. virgineoides Bas ↓ここをクリック
 謎のキノコグループではトップクラス。日本には4000〜5000千種類のキノコがあるだろうと言われているが、一応戸籍を持つものは3分の1くらいらしい‥という事は圧倒的に名無しのキノコだらけなのである。しかも名前があるキノコでも、食毒不明でその実態がよくわかってないキノコはたくさんあるのだ。したがって正体不明のキノコに出くわす事はしばしばあるだろう。そんな場合、まず気になるのが大型キノコと群生するタイプのキノコである。シロオニタケに類似するキノコはコシロオニタケ、ササクレシロオニタケ、タマシロオニタケ等があるがシロオニタケよりいずれも小型。やはり先ず気になるのがこのシロオニタケであろう!手にとって見るとよくしまった肉質で大変うまそうな感じがする。またトゲトゲで武装した風貌は強い毒がありそうな感じもする。何度もこのキノコをとって来て見つめるだけで終わったことか‥傘が開く前なら飾っておきたいような可愛いらしさもある。シロオニタケに関する新情報をもってらっしゃる方は是非ご一報ください!夏から秋、広葉樹、針葉樹の林内に点々と発生。傘の径10〜20センチはじめ半球から丸山形、開いて扁平になり、白色でトゲトゲに覆われる。肉は白色、ヒダは密白色で柄に離生。柄は高さ10〜20センチ、太さ2〜3センチ。傘と同色、イボイボ状の突起があり根元は太まり、上部にツバがあるが傘が開くとき破れ落ちる。味、匂いは温和。しかしテングタケ科テングタケ属には毒タケが多く、十分警戒すべきである。

050シイタケ(ヒラタケ科マツオウジ属)Lentinula edodes(Berk.) Pegler ↓ここをクリック
 大衆性の頂点に君臨するシイタケの説明は不用であろう。そこで知られざる情報をいくつかお知らせしたい。シイタケは天然と栽培品の差がほとんどないが、栽培品はほだ木品が良い。おがくず栽培品は肉質が柔らかいので味が劣る。時々、シイタケ栽培ハウスや、ほだ木栽培を山でやってる林内に身をおくと身体に良いという話を聞く。そこでシイタケ栽培のほだ木を数本購入してみよう。「道の駅、サービスエリア、観光みやげ店などにも売ってたりする」それを書斎等において置けば健康にもよいかも!それ以上に私がオススメしたいのはこうして身近にほだ木をおいて、シイタケの幼菌を食べる事なのである。私は生でも食べるのだが‥出たばかりのシイタケの幼菌をサッと熱湯をくぐらせてスライス、ワサビ醤油で刺し身タッチでいただくのだ!酒の肴にはなかなかですよ。シイタケはビタミンDが豊富な事で知られるが、乾燥シイタケは人工乾燥品も多い。そこで天気の良い日に、たっぷり太陽の光りにさらそう!そうすれば栄養価がグンとアップします。ヒラタケ科マツオウジ属ー春から秋関東は時には冬も発生、ほだ木はほぼ一年中。コナラ、ミズナラ等の切り株や倒木、枯れ木に発生。傘の径5〜20センチ、丸山形から開いて扁平になり、茶褐色。肉は白色でヒダは密、柄は高さ5〜7センチ、太さ1〜2センチ。
(料理法保存方法は多野亮先生のご指導を得ています。)
追加
どんなキノコでも【生き物すべてにいえる事だが】成長の過程で見た目も、味も異なりますます。シイタケはいわゆるドンコが主流としてもてはやされてるようですが、『傘が5〜6分開いただんかいの状態』本当にうまいのは八分ほどに開いたシイタケでしょう!まあそんな好みはいろいろ意見が分かれて当然、肝心なポイントは自宅でホダギ栽培すればシイタケの成長過程における様々な味が楽しめるという事ですよ?(^w^)付け焼きはやはり炭火で、傘を下にして金網にのせ、ヒダにシンプルに塩【いろいろな塩を試します】を振りかけて‥さらにバター・醤油・酒を適量たらして、弱火で焼き上げて下さい。にぎり寿司は干しシイタケを好みの味付けで煮付け、絞ったのち握ります。また干しシイタケを2.3個と根昆布を適量さっと洗ってコップの水にいれ一晩つけて、朝にそのもどし水を飲むと高血圧・コレステロール降下に効きます。シイタケ酒の作りかた=まず2、3日シイタケを半干しにして果実酒用ビンに半分くらいの量を入れて焼酎を9分目入れます。【我が家では乙酒を使用】なるべくホワイトリカーや砂糖はさけましょう。日のあたらないところにおいて、中身は十日くらいで取り出して下さい。2カ月くらいで熟成します。食べて美味しく、薬効十分!まさにシイタケは芸能界なら歌に芝居に不滅の人気スター!石原裕次郎さんかも(⌒?⌒)