きのこの種類15
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071コイイロクサウラベニタケ(イッポンシメジ科イッポンシメジ属) ↓ここをクリック
 毒キノコチャンピオンというか、東の横綱というか、私的には総合的No.1 毒キノコとして本菌を上げたい。何故なら、かなりキノコの同定に慣れた人でさえもわかりにくいのが、このコイイロクサウラベニタケなのである。クサウラベニタケにくらべ、大型で肉質もしまり気味、傘は黒みがかって傘ウラは紅色【肉色、薄いピンク色】まるでウラベニホテイシメジそっくり!もちろんウラベニホテイシメジは大型でまさるが、キノコはとにかく固体差がある。前者の大型と後者の小型を見たら、ほとんど判別つかないだろう。【ウラベニガサも混同しやすいが切り株上に発生する】また若いときは傘ウラが白色で、ハタケシメジに間違えやすい。残念ながら決定的な同定の決め手はなく、場数踏んで見る目を養うしかないのである。おまけに本菌は各種の文献にとりあげられてないようだ。良くキノコシ—ズンになると、天然キノコ直売の店が出て、それを【たいていウラベニホテイシメジに混じる】買って来て中毒した例が多いのが本菌と思われる。なので自然キノコを買う場合でも、人にもらった場合でも十分注意しましょう。ツキヨタケも混同しやすいが、コイイロクサウラベニタケはより身近なキノコだけに、重ね重ね注意を怠らないよう呼び掛けたたい。秋、広葉樹林内や雑木林に群生、列生する。傘の径5〜10センチ、はじめ丸山形から中高の扁平に開く。表面はネズミ色、黒褐色だが繊維紋はない。肉は白色、ヒダはやや密で白色から肉色になり、茎に湾生。茎は高さ5〜10センチ、太さ径1センチ前後。白色で根元がふとまる。十分に警戒しましょう

072キイロイグチ(イッポンシメジ科イッポンシメジ属)Pulveroboletus ravenelii ↓ここをクリック
 とてもわかりやすいキノコでその名前の通り、全身黄色のイグチだ。イグチの仲間は大小様々だが、とにかく傘ウラがヒダでなく菅孔【スポンジ状】である。《キヒダタケは珍しくイグチ属で唯一ヒダだが‥》傘のウラを一目みればそれと同定出来るであろう。そしてほぼ毒を持つ者はない安全なグループ といって良い。【毒を持つイグチも発見されたらしいから注意は必要だが、強毒種はまだない】しかし毒はないというものの、本菌は苦味が強くてとても食べられない『茹でこぼしてから食べる話はあるが‥』歯切れや香りは良いので、苦味ぬきにチャレンジする価値はありそうだ!しかし食タケの利用価値はともかく、観賞的は十分なので黄色の美しい色彩をキ-プしたまま保存できたら‥などと思ってしまう。夏から秋、広葉樹、雑木林に発生【あまり群生はみてない】傘の径5〜10センチ、はじめ丸山形、のち扁平に開き、表面は黄色。肉は白色で少し黄色みを帯び、青変性がある。菅孔は黄色のち褐色となり、柄に離生または湾生。柄の高さは4〜10センチ、太さ1センチ前後で傘と同色。全体にレモン色の粉におおわれる。
073ニガイグチモドキ(イグチ科ニガイグチ属)Tylopilus neofelleus ↓ここをクリック
 どうにかならないか大賞というべきか‥ウドの大木というべきか‥まるでみかけだおしのキノコである(*'へ'*)私がこのキノコに出会ったのは20年くらい前、当時はまるでニガイグチモドキの知識はなかった。ある日、埼玉県東松山市郊外の森林公園に行って散策してたら、本菌の群生を発見みれば明らかなイグチではないか!なにしろイグチはイコール食茸という思い込みがあるので、ドッサリ持ち帰ったのである。ところが名前の通り苦いのなんの‥どうにもならない代物だった。これがニガイグチモドキと同定出来た後も、その後出会うたび思う事は〜どうにかならないかなである。なにしろ大型でドッサリ.どっしり群生するタイプだけに利用価値はないものか?苦味をぬく方法はないか‥『良薬口に苦し』でもしかしたら凄い薬効成分があるのかもとか、きがかりなキノコなのだ。夏から秋、広葉樹や松の混じる混成林内に群生.列生する。傘の径、6〜15センチ、丸山形から扁平に開き、表面は帯紅褐色.コゲチャ褐色。肉は白色、のち淡紅色.菅孔ははじめ白色、のち淡紅色から肉色、柄に直生する。柄は高さ5〜8センチ、太さ1〜3センチ、傘と同色、網目模様がある。茹でこぼし、水にさらす、塩漬け‥なんとしても抜けない苦味なんとかならないかなあ〜〜

074サクラタケ(キシメジ科クヌギタケ属)Mycena pura (Fr.) Kummer ↓ここをクリック
 キノコの中には食.毒というものも何種類かあるが、身近なところでは本菌がポピュラーだ。山形ではこのまま料理して食べていた記憶もあるが、軽毒らしいので私の場合はたまたま大丈夫だったのかもしれない。いずれにせよサクラタケは、茹でこぼしすれば毒は消えて安全な食タケとなる。このタイプの代表といえばシャグマアミガサタケだが、命にかかわる強毒キノコが茹でこぼせば美味しいキノコに大変身,まるでフグ料理の世界みたいだが、知識の有り難さが身にしみようものであろう。こんなかんたんな方法でサクラタケは、立派な一品料理になるのだからゲットしたならおおいに利用しましょう!関東地方ではほとんど見向きもされない、かわいそうなキノコなのだ。名前はそのぶんかわいいのだが、サクラというより私の出会うサクラタケは色め的には薄紫が多い。とにかくキノコ狩りの場では、サクラタケを標的にすれば誰でも独壇場で、採り放題状態であろう!それほどまだ認識されてないキノコと言えよう。きゃしゃなキノコだが料理人の腕のみせどころ!お吸い物、天ぷら、は相性ピッタリ春から秋、広葉樹林から針葉樹林とかなり広い範囲の様々な樹林に発生する。傘の径、2〜6センチ、はじめ鐘形から扁平に開き、表面は薄紫。【これは私の出会ったサクラタケ達が偶然薄紫が多かったので‥】名前の通りサクラ色.バラ色が標準的だが、本菌はかなり七変化タイプなのだ紅紫色.フジ色.褐色.灰色.白色とまるでおなじキノコと思えないほどの固体差がある。湿ると傘面に条線をあらわし、肉は淡いピンク色。ヒダはやや密、傘と同色で柄に直生。柄は高さ5〜9センチ、太さは5ミリ前後、傘と同色。クヌギタケ属はみんなキャシャだが大派閥で、国内に30種以上あるらしい!そして将来的には、100種をはるかに越えるらしいなんともすごいグループなのです

075カワムラフウセンタケ(フウセンタケ科フウセンタケ属)Cortinarius purpurascens. ↓ここをクリック
 私的にはとても好きなキノコだが、なかなか群生には出会うことない(ォ〜`)一度だけでも大群生にであいたいと常々思っている。あいきょうたっぷりの形といい、きれいな紫の色彩といい、とにかくキノコらしいキノコと表現しておこう!その上大変旨いのだ。そのコクのある出汁はシメジにもひけをとらない!幼菌はまるのまま料理すると、ひと味違う風味が広がる。【タマゴタケなども幼菌の天ぷらは格別!タレより天然岩塩がぜったいに良いですよ】夏から秋、広葉樹林に発生する。傘の径3〜15センチ、丸山形が多いが、開ききると扁平。表面は紫、中央部は褐色、湿ると粘性がある。ヒダは密、柄の高さは4〜12センチで根元がふとまり、傷つくと濃い紫色に変色する。まあほとんど一目で本菌はわかると思う。d(^O^)b今年こそフウチャンの群生に出会いたいア〜