きのこの種類16
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076オニフスベ(ホコリタケ科オニフスベ属) Lanopila nipponica (Kawam.) Y. Kobayasi. ↓ここをクリック
 不思議な不思議なキノコ‥名前も不思議だ【どうしてこのような名前になったのかな?】大型のものならカボチャの新種かとでも思うかもしれない。ホコリタケの超大型としてあつかいましょう!といってもやはりピンと来ませんね〜しかしこんな目立って、すぐ正体がわかるキノコもそうそうないでしょう!なにしろ見つけたらまず色を見る事。白から茶褐色に変色して行くが、割って中味が白色なら食べ頃ですよ黒ずんできはじめたら不食,イヤー,オニフスベだとわかってしまえばこんなわかりやすく、また料理しやすいキノコもないでしょう!夏から秋、雑木林、タケ林、田畑のあぜみちや庭園と神出鬼没!単生か散生する。径20〜50センチ、表面はなめし皮っぽく白色。のちに褐色を帯びてゆくが、食用は白色時。スライスしてゆがいてかわをむき、すき焼.バター炒め.鉄板焼き.とうふ汁.酢の物と、なかなかレパートリーは広く、珍味ですよ

077キナメツムタケ(モエギタケ科スギタケ属)Pholiota spumosa (Fr.) Singer ↓ここをクリック
 キナメツムタケはツムタケ属とは関係ないが、名称的に混同しやすい。本菌はスギタケの仲間だが、イボイボはないのっぺりタイプ、ナメコの仲間である。キノコの同定をする際、まずどこに発生するかが第一のポイント。地上か切り株上か?地上の場合は良く根本まで確認しておこう!というのは…冬虫夏草のように、キノコの根元から根が伸びて、地中の昆虫の死骸につながる等のケ-スがかなりあるからだ。ツエタケのように、地中の埋もれ木に根が伸びてつながるキノコもある。ようは地中の何かにつながる根、等を良く確認することだ。切り株上に発生するタイプは一目瞭然、大変わかりやすい。キナメツムタケは枯れ枝、倒木上等に発生するのでまずそこを覚えておきましょう。しかし生木のホコラなどにも発生するので、付け加えて覚えておこう!秋、針葉樹や広葉樹の切り株、倒木上に点々と発生【あるいは束生】傘の径2〜7センチ、丸山形から扁平に開く。表面は淡い黄色褐色、粘土色で湿ると粘性がある。肉は黄白色、ヒダは密、傘と同色柄に直生する。茎は高さ3〜8センチ、太さ1センチ前後で繊維質。黄白色、根元は褐色。大変にまろやかな味わいで、舌触りも良い。そのせいか虫もつきやすい【気になる方は塩水につけて虫だしを‥ちなみにキノコに入る虫は熱を加えるから害はない】本菌は痛みやすいのが欠点かなーキナメツムタケには白色タイプのシロナメツムタケという兄弟ぶんがいるが、色の違いくらいである。

078チャツムタケ(フウセンタケ科チャツムタケ属)Gymnopilus liquiritiae.  ↓ここをクリック
 食.毒不明の代表といって過言でないキノコ。それはまず、身近なところでふつうに発生すること、そして群生すること、大きさもてきとうなこと、肉質もよいこと、つまり大衆性十分なのである。なんどかチャレンジしたが‥味見レベルで試食したことはない。歯切れは良さそうだが、苦味があり、これがニガクリタケ【毒の苦味】につながるか?クロカワ【最高の旨味の苦味】の世界につながるのか。謎のままに、ここ数年チャツムタケに出会ってない。秋、松などの針葉樹の切り株、枯木、倒木に群生か束生。傘の径2〜6センチ、はじめ円錐形からほぼ扁平に開く。表面は帯黄褐色、橙褐色、肉も同色。ヒダは密で黄色、のち褐色となり柄に直生する。柄は高さ2〜5センチ、太さ3ミリ前後で中空、繊維状で褐色。もしもどなたかこのチャツムタケ、食べたことがあるという人がいたら‥ぜひお知らせください。

079トビチャチチタケ(ベニタケ科チチタケ属) ↓ここをクリック
 チチタケのグループはみかけでの判別はともかく、傷をつければ同定はしやすい。名前の通り乳がたらりたらりと出るのだ!この色がいろいろあってそれなりの名前がついたのだろうが‥この名前はいかがなものか?トビチャチチタケの乳は白色だが、空気に触れると紫色になるのだ。傘ウラなどに紫色のシミがあるかどうかが、本菌の同定のポイントのひとつ。ダシも食感もたいしたことなく、エモノが少ないときに季節感をあじわう程度のレベル。まだこのキノコの群生に出会った事はなく、ポツポツ発生してる場合が多いようだ。何か控え目なキノコである。弱い辛味苦味があるので、茹でこぼして油で炒めてから脂肪質料理に‥塩漬けしておけば保存、辛味ぬきにも良い。夏から秋、広葉樹林、雑木林にポツポツ発生【群生はまだみてない】傘の径4〜9センチ、はじめ丸山形からのち開いて扁平になり、中央部が窪む。表面は灰褐色、帯紫褐色で強い粘性がある。肉は白色、ヒダは密、白色からクリ-ム色で柄に垂生。柄は高さ3〜8センチ、太さ1センチ前後で白色、弱い粘性がある。何かアピールするとりえはないものか?研究中〜です!

080ニオイワチチタケ(ベニタケ科チチタケ属)Lactarius subzonarius. ↓ここをクリック
 雑草並みに群生するタイプのキノコは気になるもの‥またビギナーならなおのこと、大型のキノコ、群生するキノコ、ようするに収穫量の多いキノコは優先的に気にすべきである。ニオイワチチタケはチチタケ属の仲間では目立つタイプだ。傘の表面には独特の紋様がり、遠目にもそれとわかる。反面乳の出る量が少なく、白みを帯びた水様で量は少ないので、肝心な乳の確認がわかりにくいかもしれない。味は温和だがカレーのような臭いがある。食.毒は不明で気掛かりなキノコのひとつである。傘の径は4センチ前後と小型、漏斗状になり、表面は肉色と褐色の環紋状。ヒダは密、淡い肉色で傷つくと少し褐色に変わる。柄は3センチ前後、赤褐色、中空で根元に毛がある。このグループにしては、見た目を決め手に同定すべきタイプと言えよう。