きのこの種類17
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
081カノシタ(カノシタ科カノシタ属)Hydnum repandumL.: Fr. ↓ここをクリック
 名人三役どころか、味わいは大関クラス。白色の舌というイメージからついた名前だろうか?傘ウラはおびただしい短い針があり、なにか動物のザラザラした舌のようだ。本菌に間違えるような毒種はなく、安全な食茸と言えよう。ボリューム感はないがこくのある味わい、そしてコリコリした歯触り、舌触りは独特の個性がある。夏から秋、広葉樹林、松ナラなどの混生林内に群生、散生する。傘の径2〜10センチ、不規則な円形で、はじめ丸山形から扁平に、または浅い漏斗状に開く。表面は卵黄色で肉は白色、傘ウラの針ははじめ白色からのちクリ-ム色、柄に垂生する。柄の高さ2〜7センチ、太さは1センチ前後、傘と同色。なお姉妹種としてシロカノシタがあるが、これは色の違いのみで、味や食感にはあまり違いはない。品格さえただようカノシタのお吸い物は絶句。洋風料理、中華料理、万能タイプだが、ホイル焼きやたれ焼きはこれまた抜群かも‥

082マツタケ(キシメジ科キシメジ属)Tricholoma matsutake (S. Ito et Imai) Sing. ↓ここをクリック
 説明の必要はないよ!出る場所はどこ?なんて言う声が聞こえてきそうですが‥キノコの王様といっても異論はないでしょう。まあそれは日本人の価値感で、マツタケが見向きもされない国もあるのだから世界は広いものですね〜そこでそんな国から輸入するということになるわけですが…『香りがないよねェ』というのが現状のようです。しかし【香りマツタケ味シメジ】っていうくらいだから、それでは価値はありません。そこで秘伝の技をお教えしましょう!まずマツタケは国産品といえども香りはとぶ事を認識してください。採りたてのマツタケがもちろんベストとにかくなるべく早く、サランラップで四、五重にびっしりとグルグル巻きにします。更にアルミホイルでグルグル巻きにして冷凍すればもう万全一年後でも土瓶蒸し、マツタケご飯は立派に香りを楽しむことができますよ〜【焼き物はさすがに無理】キノコ人脈の有り難さ!私の自宅冷凍庫には一年中こうしてマツタケを保存している。私が毎年行くマツタケの宿は、この方法で不作の年に備えているのだ。韓国、中国、カナダ等のマツタケもこうすれば香りを損なわないですむのになあ…お店で長時間並べられたら国産品でも香りは半減するが、それなりの香りはキ-プできます。このマツタケの宿にはもうひとつ凄い秘伝がある。作曲家という立場の私だからおしえてくれた秘密!それは究極のマツタケご飯の作り方なのだが‥おかみさんとの約束なので、残念ながら公開は出来ません〜アクセスいただいてから、秘密を守れる方にのみに伝授致します!マツタケは梅雨どきにも発生することがあり、ドヨウマツタケ、ツユマツタケの名前で珍重される。ときに傘の径や茎の高さが、30センチになるものもあり、まさにキノコの王様の貫禄がただよう

083モエギタケ(モエギタケ科モエギタケ属)Strophariaceae ↓ここをクリック
 歌手で成功するする秘訣は‥やはり第一に個性である。作曲者としては常にアーティストの個性を生かすように心がけている。そこでこのモエギタケの個性は、というと‥なんと言ってもまずはその色彩だろう!緑色系は数あるキノコのなかでも珍しい。まあ見た目は個性的なのだが、本菌は実態が性格がつかめてないのだ。しかし正体不明となると好奇心があおられるもの!私もただいまその解明にとり組んでいる最中のキノコである。夏から秋、広葉樹、雑木林内に点々と発生する。傘の径3〜7センチ、丸山形が多いが最後は扁平。表面は淡い緑色、モスグリーン、のち色褪せて黄色みを帯び、いちじるしい粘性がある。傘の周辺には白い綿のようなまくがあり、肉は白色、ヒダは密、灰白色のち紫褐色で柄に直生する。柄は高さ5〜10センチ、太さ1センチ前後。白色、根元は淡い緑色を帯びる。飴を塗りたくったような傘はたして旨い味か?あるいは毒の罠か

084カニタケ(アミガサタケ科カニタケ属) ↓ここをクリック
 人類の歴史は食の歴史でもある。先人達は数々の犠牲を払いながら、今日の食文化を築きあげてきたのだ。しかし私はふと思う‥過去のその時々の時代において、権力者達ならどうでも出来たのではないかと、例えばこのカニタケを見てるとそんな連想をしてしまう。あまりに奇妙なキノコ.いやキノコに見えないのではあるまいか…私が時の権力者なら例えば囚人とかに、『そちが食べてみよ!無事なら無罪にしてやろう』なんて簡単カニタケの正体がわかるのに‥などと思ってしまうのである。本菌は印象としては、酢の物があいそうだが、現実的にはみずからチャレンジするしかない。春から秋、庭園や庭先の地面に発生する。お椀形で不規則になみうち、シワ状、地面に張り付くかんじに散生。表面は茶褐色、径5〜15センチ、下面は白色、薄い黄土色。アミガサタケ科なのでアミガサタケなどと似た環境「庭園や各種林内」に発生、私の自宅内にも発生するので、身近なキノコである。これで役に立てばなぁ〜

085ホウキタケ(ホウキタケ科ホウキタケ属)Ramaria botrytis (Fr.) Ricken ↓ここをクリック
 味の王様ホンシメジにひけをとらない!しかしその実力はそのわりにメジャーではない。それはシメジがスーパーなどで売られるようになり、その名前が広く知られたからだろう。もちろんそれらのシメジたちはすべて偽物だが‥【ヒラタケを最初シメジと表示、ついでブナシメジをホンシメジと表示】とにかく名前は認識された。もっとも味の面ではホンシメジを辱しめたと言えるが…次の原因はホウキタケと言う、いかにも安っぽい名前【命名された方にはお詫び申し上げます。風貌はその通りですが‥】横綱としての貫禄をだすならクジャクタケなんてどうでしょう。夏から秋、広葉樹や松の混じる混生林に群生、または点々と発生する。全体にサンゴ状で高さは10〜25センチ、横も同様サイズ。根元は太い円柱形、白色、先端は淡い紅色で美しいキノコである。ホウキタケの味、歯切れはぐんをぬき、しかもどんな料理にもむく。いずれも甲乙つけられないので、変わった一品を紹介しましょう!それは刺身、さっと熱湯をくぐらせて、ワサビ醤油でどうぞ