きのこの種類19
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か行
さ行
た行
な行
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ま行
や行
ら行
わ行
091ツルタケ(テングタケ科テングタケ属)Amanita vaginata (Bull. : Fr.) Vitt. var. vaginata ↓ここをクリック
なんと言ってもこのグループは怖い(>_<)言うまでもなく、猛毒キノコ三羽烏がふくまれ、その他にもごろごろ毒種や不明種があるからだ。同定は慎重のうえ慎重に最大のチェックポイントはツルタケにはツバがない事、そして傘の周辺に条線がある事。【ツバは消失する場合もあるので良く確認を】テングタケ属はツバがあり、根元にツボがあり、そのうえ傘と茎が白色なら手を出さない事だ。ツルタケ.カバイロツルタケは【カバイロツルタケは姉妹種で色が茶褐色】北海道から沖縄までの広範囲に発生、味匂いとも温和で良いダシがでる。初夏から秋、針葉樹や広葉樹、公園内のチップ材など敷き詰めた歩道などに点々と発生する。傘の径5〜10センチ、鐘形からのち開いて扁平になり、表面は灰白色から灰色褐色、周辺に条線がある。肉は白色、ヒダは少々密で白色、柄に離生。柄は高さ8〜15センチ、太さ2センチ前後。白色、灰白色で根元にツボがあるがツバはない。ヘルシー系なら豆腐汁、ボリューム系ならフライ.天ぷらでいただきましょう

092マツバハリタケ(イボタケ科マツバハリタケ属)Banrera fuligineo-alba (Fr.) P ouz. ↓ここをクリック
 人なきところに人あり!隠れたところに名人がいるごとく、名菌も隠れた存在があるものだ。マツバハリタケは戦後公認された、いわば新人らしい。ならば本菌は新人王候補といえよう!メジャー感がないのは、発生場所の狭さだと思う。身近なキノコだが環境にこだわりがあるようだ。まるで檜風呂に入ったような香り、そしてコリコリした歯応えはまさに珍味である。秋、海岸の松林に好んで発生、ときに群生。傘の径5〜15センチ、はじめ丸山形から扁平に開き、くぼむものが多い。表面は焦げ茶褐色、鞣し革の感触がある。肉は白色、傘ウラの針は白色、のち茶褐色で柄に垂生。柄は高さ3センチ前後と短く、太さは2センチ前後、傘と同様色。わたしは茨城県や福島県にも親戚、友人が多いのでよく遊びに行く。その際、海岸が近いので松林を散策するのだが‥そんな場所こそマツバハリタケが発生するのだ。しかし考えてみると内陸部はどうなのだろう?サンダルばきでも行けそうな場所に発生するのだが、その環境は少ないようだ(∋_∈)

093タケリタケ(ヒポミケスキン科ヒポミケス属)Hypomyces sp. ↓ここをクリック
 担子菌類に子のう菌が重複寄生して、まるで男性のシンボルのような形を作る?キノコとは菌の世界、理解し難い事は少なくないのだが、それにしても珍しいキノコだ,早い話、キノコの蕾にヒポミケスキンが寄生して【チチタケ、ベニタケ属イグチ科のキノコに寄生】そのキノコをこのような姿に変えてしまうのだ!これってSF映画のエイリアンみたいですね_ヒポミケス属はとりついた幼菌の成長を止めて菌組織を栄養にして成長、成熟すると表皮層に胞子果を形作ってこのような外観になる。その風貌が男根に似ているところからタケリタケと命名されたのであろう。高さ6〜16センチ、径2〜4センチ。柄と太まった頭部があり、茶褐色、黄褐色、暗褐色などの色彩型がある。寄生するキノコといえば冬虫夏草が有名だが…【文字通り虫に菌が寄生してキノコになり、“蟻に寄生=アリタケ.蝉に寄生=セミタケ.蜂に寄生=ハチタケ.亀虫に寄生=カメムシタケなど‥”いずれも薬用として珍重される】寄生するスタイルが似ているからタケリタケも薬用にならないかな?と何度か本菌をゲットするたび思ったものである。しかしさすがに食茸のイメージは湧かない。分類上の研究は進んでないらしい?なのでまだ実態はつかみきれてないキノコなのだ

094ムキタケ(キシメジ科ワサビタケ属)Panellus serotinus (Fr.) Khner ↓ここをクリック
 キノコ狩りで最も大変なキノコ番付の横綱といえばまずムキタケだろう?え〜っ(?_?)山奥にのみ発生するキノコのチャンピオンなのそれじゃ身近なキノコ、サンダル履きでもゲット出来るキノコ.というテーマからはずれてるのでは?という声も上がりそうですが…蘊蓄を広げる意味と.サンダル履きで山奥に行く事があるという事と.山奥から獲物がやってくる場合もある事.等々の理由で取りあげてみた。キノコ蘊蓄をいうのなら‥ムキタケを知らずして語れない。ボクシングならミドル級チャンピオンのようなものだゼラチン質タッチの独特の舌触りは、感動に値する?おもにブナに発生するので、イコール山奥となるが‥その山奥までハイウェイが出来て、ドライブに行く事が多くなったので出会いのチャンスは思いがけないときに訪れそう。【私は秘湯巡りが好きでよくドライブがてら旅行するが、そんなときに良くムキタケもゲットする】また山奥からやってくるというのは‥貯木場で群生してたりする事がけっこうあるのだ。なんにしてもチャンスを見逃さないためにも、ムキタケは覚えておこう秋、ブナなど広葉樹の倒木、切り株、などに重なりあって群生する。傘の径5〜15センチ、半円形で汚黄色。細かい毛があり、表皮はむけやすい。肉は白色、ヒダは密で黄白色から黄土色、柄に直生。柄は短く2センチ前後で側生、太さ2センチ前後、表面は黄褐色の細毛に覆われる。良く毒キノコのツキヨタケと間違って中毒する事が多く、しっかり同定しましょう!ポイントは割ってみて、シンに黒いシミがあればツキヨタケ【ツキヨタケは発光性があるが昼間は確認できない。猛毒ではないが旨いキノコなので食べ過ぎての死亡例もあるらしい】水分があるので、天ぷら.フライ.など揚げ物は向かない。他はほぼ万能、オススメは味噌焼き、熱湯をくぐらしてわさび醤油。
追加
 キノコに個体差はつきものだが、ほろ苦いものある。また時間がたったものはナイフなどでは皮をむきにくいので、指で剥ける程度でよい。けんちん汁やすき焼きは良くあう。ムキタケを軽く絞ってはじめから鍋に入れます。たっぷり出汁を吸い込ませてからいただきましょう◎付け焼きはやはり炭火がうまい!布巾で水気をとり、金網にのせて焼き、醤油と酒で作ったタレを数回つけて照り焼きにします。酒の肴にはピッタリですよ?\(^ー^)/野菜料理や煮込み料理にも相性抜群!洋風ピラフ、中華ではチャーハンはあいません××深山のキノコにしては栽培はやさしいので、ぜひ原木栽培にチャレンジしましょう!コナラ,ヤナギ,クルミなどの木【直径15?25センチくらいのホダギ】を6等分にきり、三分の一土に埋めて立てます。『短木栽培法』このやり方だと都市部の狭い庭でも十分ムキタケ栽培が楽しめますよ(^_^)v【植菌方法や種菌についてはキノコ種菌メーカーにお問い合わせして下さい】
095ベニナギナタタケ(シロソウメンタケ科ナギナタタケ属)Clavulinopsis miyabeana ↓ここをクリック
 物騒な名前だが、わたし的には可憐な乙女を連想してしまう。ところがそんな儚げなスタイルに似ず、広葉樹林から海抜2000メートルの高山帯にまで発生するのだ!一目でそれとわかる本菌に、同定のポイントも必要ないだろう。味匂いとも温和だがボリューム感はない。雑炊、炊き込みご飯、酢の物、茶碗蒸し、スープ、ならフイット十分!ピクルスやホイル焼きもおつなものですよ〜夏から秋、広葉樹、針葉樹、または混生林内に群生か点々と発生する。高さ5〜15センチ、太さ3〜10ミリ、円柱状、または棒状、良く屈折する事も多い。