きのこの種類37
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さ行
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は行
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ら行
わ行
181コテングタケモドキ(テングタケ科テングタケ属)A. pseudoporphyria Honngo.  ↓ここをクリック
 毒?毒と言う説が多いが、食毒その実態はまだわからない代表格のキノコの一つだ。群生するタイプであり、また大型になるキノコだけにこれが食茸ならナア‥いやもしかしたらうまいキノコでは?ーなどと思う事もある。しかしこの風貌はいかにもてごわそう!かんたんに試食はできそうにない。毒キノコの味見はひととおりしているのだが‥『毒キノコでも味見でヒトカケくらいはすぐ吐き出せば大丈夫です=のはずがひとかけら噛んだだけで中毒したと言うニュースもあるので注意しましょう!』夏【かなり早めにも出る】から秋、雑木林、特に松やコナラ、クヌギの混じった混成林の地上に発生。傘の径5〜15センチ、表面は黒灰褐色でつぼの白い破片をつける。ヒダは密で白色。茎は5〜13センチ、太さは5〜20ミリ、白色で表面はささくれがあり、上部にツバがあり【このツバはけっこうとれやすい】根本にツボがある。猛毒ドクツルタケの近種なので要注意_なのだが幼箘はフクロタケに似た誘惑もあるので気になるキノコではある。中毒例は無いらしいが…君子危うきに近寄らず・
182シロタマゴテングタケ(テングタケ科テングタケ属)Amanita verna (Fr.) Vitt. ↓ここをクリック
 猛毒キノコのベスト3と言うべきキノコで2、3本で致死量と言う恐ろしい猛毒キノコである_ドクツルタケと似ているが、やや小型で茎にドクツルタケのようなササクレはない。毒成分はファロトキシン.アマニチン.アマトキシン。このキノコもそうだが白色で茎にツバとツボがあるものはとにかく警戒して頂きたい。夏〜秋、広葉樹林、松やコナラの混じる雑木林内などに点生。傘の径5〜10センチ卵形から円山形、のち扁平に開く。傘の表面は白色〜白黄色。ヒダは白色で密、茎に離生。茎は7〜13センチ、太さは1、2センチ白色でやや絹光沢がある。上部にツバがあり、根本がふくらみ袋状のツボがある。とにかくツバとツボがあるキノコは十分警戒しましょう!それにしてもこのような猛毒キノコでも平気で虫は食べるのである。何のために毒が必要なのか?せめて虫に食われないために‥とかの理由すらないのなら理解にくるしむ・・と思うのは私だけではあるまい(?_?)もしかしたら何らかの工夫でスゴイ薬効成分を発揮したりして…

写真撮影 岩国市
183シシタケ(ベニタケ科チチタケ属)Sarcodon imbricatus (Fr.) Karst ↓ここをクリック
写真左から三番目 クロチチブダケモドキ&チチブダケ

 クロチチタケはチチタケの本場栃木県ではお馴染みのキノコだ。見た目にはチチタケとはかなり違って名前の通り黒い。しかし色の違いをのぞけばチチタケと同様、食べてみると味の違いはない。だが学問的にはクロチチタケは存在していて、栃木県でお馴染みのクロチチタケとはかなり異なるキノコなのだ。そこでキノコ狩りの都合上、クロチチタケモドキと命名して本箘を扱う事にした。【栃木県ではクロチタケの名前で人気がある】夏〜秋、広葉樹林などの地上に発生、しばしば群生する。傘の径3〜12センチ、初め円山形から扁平に開き、ときどきジョウゴ状。表面はビロード状で赤黒褐色。ヒダは初め黄白色、のちオレンジ黄色でやや密、茎に直生か垂生。茎は高さ4〜10センチ、傘と同様色だが少し薄い。どこでも傷つけると白い乳液が出るがクロチチタケのように赤変性はない。乾くと褐色のシミになる。乳の味は多少渋味や甘味があったりするが料理に影響はない。料理はチチタケと同様で良い。だし汁は良く出るので、チチタケの本場栃木県ではとにかくチチタケうどんが人気!脂肪質の料理も良いが、けんちん汁は大変美味しい・シンプルに茄子と炒めるのもなかなかですよ〜《ところ変われば品変わる》と言いますが、チチタケ、クロチチタケモドキ、ともに栃木県外ではなぜか人気がないのは不思議だ・・


184トンビマイタケ(タコウキン科トンビマイタケ属)Meripilus giganteus  ↓ここをクリック
 ミヤマトンビマイタケと似ているが科が違う【ミヤマトンビマイタケはミヤマトンビマイタケ科ミヤマトンビマイタケ属】私の故郷山形県ではトビタケの名前のほうがポピュラーである。ドヨウマイタケの愛称があるように、キノコシーズンのトップをきるがごとく早めに発生する。特にブナの老木に発生するためブナマイタケともいう。したがって里山でゲットとはいかないかも‥だが昨今は温泉旅行、ドライブとブナにふれる事も少なからずあるのでレパートリーに加えておきましょう(⌒〜⌒)それは収量が多く、美味しいから・山形県にはブナ林をウォーキングするところがあちこちあって、時折トンビマイタケとも出逢うのだが…このような場所は全国各地にもけっこうあるようなのでぜひチャレンジしてみて下さい。夏〜初秋ブナの老木、大木の根もと、切り株に発生。太い根元から無数に分岐して重なって株をつくる。径30〜50センチ、傘は扇形、表面は淡い黄褐色〜茶褐色で繊維質。放射状のしわと濃淡の同心紋を表す。傘うらは白色、のち黒くなる。【管孔は白色でふれると黒変】老箘になるとかたくなるので若い時期が食用。大型株が10個も一ヶ所から採れたりして、運びきれない事もあるくらい_料理は脂肪質が良くあう。鉄板焼、すき焼き、天ぷら、フライ、バター炒め、油炒め。また煮物、けんちん汁、付け焼き、蒸し焼き、さっぱりと酢味噌あえ、辛子あえ、粕あえ。おつな料理は味噌漬け_たくさん採れたら塩漬け保存にして、その都度料理する分を塩ぬきしたのち味噌漬けにして下さい。これぞ山形県の秘伝の酒の肴♪〜θ(^0^ )お試しあれ・
(料理法保存方法は多野亮先生のご指導を得ています。)   
185ヒビワレシロハツ(ベニタケ科ベニタケ属)Russula alboareolata.  ↓ここをクリック
 食毒不明?クサハツに似ているが白色で不快臭や辛味はない。《かなりこのグループは個体差がある》カワリハツの白色タイプにも似たかんじだが小型でもろい。【ベニタケ科のキノコはもろいのがおおいが中でも特にもろい】点々と発生するようで群生にはまだお目にかかった事はない。そのためかあまり追求したことがないのだが‥ほとんどの本にもとりあげてもらえないマイナーなキノコといえよう。何度か味見をと思って持ち帰りしたが壊れてしまってまだ実現してない。姿はとても美しいのだが…・梅雨から初夏、雑木林などの地上に点々と発生。傘の径4〜7センチ表面は白色で湿ると粘性がある。周辺溝線をあらわし、微粉状で表皮がヒビワレる場合が多々みられる。ヒダは白色でやや疎、柄に離生する事が多い。柄の長さは3〜6センチ白色、肉質は大変柔らかくもろい。ベニタケ科は良いだし汁が出るキノコが多く、あるいは‥とも思われるのだが・さてその実態はどうでしょう_